スタッフの声

VOICE

年齢を重ねても、安心して働ける会社。

光原 裕司さん(61歳)

2015年入社

光原 裕司さんにお話を伺ってみました

ー ご自身の事を少しご紹介いただいてもよいですか?

私は今年60歳になります。この業界に入った時は30歳を超えていていました。 実はZACさんに就職したのは2回目です。

ー 建築足場業界は、もっと若い年齢から始められる人が多いと思っていましたので意外でした。

割と30代位からスタートする人も多いです。業界に入ってから30年続けています。「体力的にきつそうだな」と思われる人も多いと思いますが、慣れてできる部分と基礎体力がついている部分も大きいですが、この会社の視点から見れば、力仕事などが分業できている点が、続けられる理由の一つかもしれません。

ー ZACに戻ってこられた理由などお伺いしてもよろしいですか?

幾つかこの業界を経験してきました。特に若い頃は経験も少ないし、環境に疑問も沸けば周りがよく見えます。

ZACに入社後も周りがよく見えてしまい退職し、何年も他の会社に勤めていましたが、また声をかけてもらってZACに戻りました。色々な会社を経験していたからこそ、実はZACの良さもわかっていました。

ー 他の会社をみてきたからこそわかる、ZACの特徴などはありますか?

経験した他の会社では、職人は道具と一緒の様な扱いで、待遇はあまりよくありませんでした。ZACでは当たり前のように有給も取得もできますし、人の扱いがとても丁寧です。そういう違いが大きいです。一般企業の様に働ける雰囲気が私は気に入っています。

ー 労働法もどんどん改正が行われていきますが、労務管理が苦手で慣例的に休みがないのが当たり前という会社がこの業界には多そうなイメージでした。お給料の面などはいかがでしたか?

他の会社では給料はある程度頂きましたが、結局しんどくなって辞める人が多かったです。働き方全般の基礎が整っていないという感じで長続きしないというか。

例えば会社が各現場の進捗管理はせず、全て個人の裁量にかかっていました。力仕事をして帰ってきて、次の日の現場の図面を描いて、荷の準備までを自分でして、と。

歳を重ねていって毎日追われるような仕事の運び方は少々きついなという思いはありました。ZACではスケジュールや進捗管理を会社が行ってくれるので、遅くとも1日前~数日前には次の現場の準備ができるよう自分も意識付けられますし、必要な資材を提出しておけば、若い子たちが荷積みを準備してくれています。一言でいえば、チームプレーができている感じがします。

ー この職場での難しさなどはありますか?

私自身は、今は住宅の足場を組むことが多くなり、ビル建築の足場の組み方等わからなくなってきました。建物・土地が違えば方法も全然違うので、日々色々な物件に携われることは大事だと思います。私はもう60歳ですが若い子達には特に、自分から経験を積めるように現場に希望を出したりするような、自分から学ぶ姿勢があったらいいなと思います。

ー ZACに合いそうな人材はどんな方ですか?

周りを見るとやはり入れ替わりの多い業界です。新入社員でも経験者・未経験者などまちまちです。職人気質の人がいたり、若いけど経験豊富な人もいたり。いい意味で人に左右されず、学ぶ姿勢をもっている人なら、ZACは学べる会社なので合うと思います。

 

会社の雰囲気としては、仕事の内容も待遇面もきちんしていこうとしていて、これからももっと整っていくと思います。職人には自由な人が多いので、そういうきちんとした体制が合わない人もいるかもしれない。一旦他の会社に行って、色々経験したうえで「やっぱりZACがよかったわ」と納得して戻ってくるのもありだと思いますね、私みたいに。

ー 教える側になったとき、どんな事を考えられていますか?

最初はわからなければ基礎から教えますが、一通りできるようになった時、遠慮せずにどんどんやりたい事をくちに出し、「上」に行きたかったら言葉や態度にだして頑張ればいいなと思います。私はあまり若い人に強制しないタイプなので、言われたことだけする人よりも自分から動く人に教えがいがあります。

ー 通常の勤務の忙しさ、帰宅時間等はいかがですか?

先程もお話しましたが、現場の進捗管理ができているので、図面を引いたりなど机で仕事ができる内容はベテランが残って作業したりしますが、若い子は早く帰りたい気持ちがみえるで、荷の準備など力仕事をやってくれています。そういった時間をかけずにすんでいるので一人の作業量も他の会社より少ないです。それこそ次の仕事の段取りが終わらないと帰れないけど、割と早く帰れる方だと思います。仕事量とプライベートのバランスが取れていて、私は満足しています。